【大阪】採用コンサルで中途採用！中途採用の目的やメリットとは？

中途採用の目的

企業が中途採用で新しい人材を確保しようとする目的は、主に3つです。少子高齢化による労働人口の不足は企業にとって大きな問題であり、中途採用による人材確保の大切さにも関係しています。

部署の欠員を補充するため

企業では常に、退職や異動、昇進など様々な理由で人員の変動が発生します。そのため、4月から新入社員が入社してきても数ヶ月経つと人員が不足する事態に陥ることもあります。人手が不足している状態のまま業務を進めていくと、従業員一人ひとりの負担が大きくなり、さらなる退職や体調不良を招きかねません。そのため、次の4月を待たずして中途採用で早急に人材を確保することが大切です。

専門スキルのある人材を確保するため

新卒採用で雇用する人材は未経験者が大半です。そのため、研修やOJTを行い一人で業務を卒なくこなせるようになるまでかなりの時間を要します。また、新卒の場合は専門スキルの前に社会人としてのビジネスマナーも身につけなければなりません。ビジネスマナーを習得し、さらに専門性の高い技術を習得するためには1年以上時間が必要な場合もあります。

中途採用の場合、すでにビジネスマナーを身につけているとともに、専門スキルを活かした働き方をしてきている可能性が高いです。そのため、即戦力の人材を確保するために中途採用を積極的に行うケースが少なくありません。

社会の流れに合わせた雇用を行うため

これまでの日本では、新卒採用で入社した企業に長く勤め、定年まで転職せず同じ企業で働く流れが一般的でした。しかし、現在は終身雇用が当たり前だった昔とは異なり、転職をする方も増えています。職場トラブルで転職する方もいますが、キャリアアップや未経験業界へのチャレンジなどポジティブな理由の転職も多い傾向です。そのため、企業は新卒から優秀な人材を育てるだけではなく、中途採用で優秀な人材を確保することが可能となりました。

中途採用を活用するメリット

中途採用で人材を確保する主なメリットは以下の5つです。

• スキルがあり即戦力が期待できる
• 育成コストを抑えられる
• 都合のよいタイミングで採用できる
• 他社での経験や情報を活かせる
• 短期間で増員ができる

中途採用の条件を詳細に設定すれば、即戦力の人材を募集できます。また、スキルやビジネスマナーが身についているため、育成コストの削減も可能です。これまでの経験や情報を共有できるとともに、欠員が出たときでも短期間で増員できるメリットがあります。

中途採用によるデメリット

中途採用で人材を雇用する主なデメリットは、以下の3つです。

• 採用コストがかかる
• まとめて大人数の採用が難しい
• すぐに退職する可能性がある

中途採用を何回にも分けて行えば、それだけ費用が発生します。また、新卒採用とは異なり欠員や増員がメインのため、大人数の採用ができません。少人数の採用となるうえ、転職を繰り返している人材の場合、またすぐに退職するリスクもあります。経歴や在籍年数をチェックするとともに面接での対応を確認して、長く働いてくれる人材か見極めることも大切です。しっかり面接対策を行っている方でしたら、働く意欲が高いといえるでしょう。