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- 公開日
- 2026.10.26
- 更新日
- 2026.10.26
Indeedのアルバイト広告は効果がある?費用対効果と改善策を解説
Indeedの広告は求人の露出を増やす手段ですが、採用につなげるには、勤務条件の伝え方や応募後の対応も重要です。
この記事では、無料掲載と有料広告の違い、費用対効果の判断方法、応募・採用につながらない原因と改善策を解説します。自社の募集で何を見直すべきか、具体例を交えて確認していきましょう。

目次
Indeedのアルバイト広告にはどんな効果がある?
Indeedの有料オプションである「スポンサー求人」は、無料掲載と比べて求人の表示機会を増やし、応募の獲得を後押しする仕組みです。クリック数や応募数などを確認しながら、予算や原稿を見直せます。
一方、求人の露出が増えても、時給や勤務時間が求職者の希望に合わなかったり、仕事内容が分かりにくかったりすると、応募や採用につながらないことがあります。「求人を見てもらう効果」と「採用できた成果」を分けて考えましょう。
参考:Indeed公式「料金・有料オプションでの掲載について」
アルバイト採用では、必要な時間帯に働ける人との接点が重要
平日のお昼に人手が足りない店舗で、夕方勤務を希望する応募ばかり増えても、シフトの穴は埋まりません。募集する曜日・時間帯、勤務日数を明確にし、条件の合う応募と採用につながっているかを確認しましょう。
また、明日1日だけの欠員補充と、数か月以上働くスタッフの募集では、適した手法が変わります。勤務期間と採用期限を整理し、Indeedに加えてスポットワークなども比較するかを判断します。
公式事例:原稿と選考の改善で応募単価を約31%削減
Indeedが公開したベネッセコーポレーションのICT支援員採用事例では、勤務時間の条件が求職者とのマッチングの課題になっていました。1日のスケジュール例などを原稿に加え、地域別の予算調整や選考フローの見直しも行い、応募単価を約31%削減したと紹介されています。
パート・アルバイトと契約社員を含む個別事例で、リブインサイトの実績や平均的な成果ではありません。広告費だけでなく、働き方の伝え方と選考も併せて改善した点が参考になります。
出典:Indeed公式「ICT支援員採用の改善事例」(2026年7月27日公開、インタビューは同年5月末時点)
無料掲載と有料広告の違い・料金の考え方
無料掲載とスポンサー求人の違い
Indeedは無料で求人掲載を始められ、応募も受け付けられます。一方、有料のスポンサー求人は表示機会を増やす選択肢です。いずれも掲載基準や利用条件があり、すべての求人が無料掲載の対象になるわけではありません。
無料掲載で必要な応募が得られているなら、有料に切り替えること自体を目的にする必要はありません。採用期限までに何人足りないか、現在の求人がどれだけ見られているかで判断します。
スポンサー求人はクリック課金。応募ゼロでも費用は発生する
Indeedの日本向け公式料金ページでは、スポンサー求人は求人がクリックされたときに費用が発生するクリック課金型と説明されています。求人を見た人が応募しなかった場合もクリック分の費用はかかるため、「応募や採用ができたときだけ料金がかかる」という仕組みではありません。
クリック単価や必要な予算は、募集する地域・職種・条件や競争状況で変わります。一律の相場だけに頼らず、自社が許容できる採用単価から予算を考えましょう。
また、広告費と、代理店などに依頼する際の原稿制作費・運用手数料は分けて確認してください。外部支援を含めた費用対効果を比べる場合は、見積もりの対象範囲をそろえます。
有料掲載を検討するのは、採用期限と露出不足を確認してから
募集条件を整えても必要な応募が得られず、求人の閲覧機会が足りていない場合や、採用期限までに接点を増やす必要がある場合は、有料掲載の検討が選択肢になります。
すでに閲覧されているのに応募されない場合は、広告費を増やす前に原稿や条件を点検します。応募はあるのに面接できていない場合は、連絡や日程調整の改善が先です。追加予算によって、どの課題を解消するのかを決めましょう。
Indeed PLUSは条件を満たす求人を連携サイトへ自動配信する
Indeed PLUSは、条件を満たす求人を、その求人に適した連携求人サイトへ自動配信する仕組みです。利用には有料掲載や掲載基準などの条件があり、Indeedへ求人を掲載するだけで必ず利用できるわけではありません。
配信先は自動で選ばれ、すべての連携サイトへの掲載が約束されるものではありません。最適化の結果、単一のサイトだけに掲載される場合もあります。
アルバイト広告の効果は「応募単価」と「採用単価」で確認する
広告の反応と、店舗での選考結果をつなげる
Indeedの管理画面で確認できる広告指標と、店舗・採用担当者が管理する選考結果を組み合わせます。無料掲載と有料掲載の両方から応募がある場合は、経路を分けて記録すると広告費の使い方を検討しやすくなります。

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確認する指標 |
計算方法・見るポイント |
|---|---|
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表示回数・クリック率 |
求人が見つけられ、詳細を読まれているか。クリック率=クリック数÷表示回数×100 |
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応募率 |
閲覧が応募につながっているか。応募率=応募数÷クリック数×100 |
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応募単価 |
応募1件あたりの広告費。広告費÷広告経由の応募数 |
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有効応募数 |
必要な勤務曜日・時間帯など、事前に定めた募集要件に合う応募が何件あるか |
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面接実施数・採用数 |
面接の予約だけでなく、実際に面接できた人数と採用に至った人数を確認する |
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採用単価 |
採用1名あたりの費用。広告費のみで見る場合は、広告費÷同じ経路の採用人数 |
表示・クリック・応募の数字は、同じ求人・期間・流入経路にそろえて集計します。応募ゼロなら応募単価は計算できず、採用ゼロなら採用単価も算出できません。0円で採用できたように扱わず、消化額と未達の状況を記録してください。
有効応募の基準は求人ごとに決め、担当者の感覚だけで変えないようにします。「土日のどちらかに勤務できる」「募集している時間帯に勤務できる」など、実際の仕事に必要な条件を基準にしましょう。
参考:Indeed公式「Indeed アナリティクスの『求人とキャンペーン』」
計算例:応募数が同じでも採用効果は変わる
以下は考え方を説明するための仮の計算例であり、Indeedの平均値やリブインサイトの支援実績ではありません。どちらも広告費3万円、広告経由の応募20件とします。
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項目 |
募集A |
募集B |
|---|---|---|
|
広告費 |
30,000円 |
30,000円 |
|
広告経由の応募数 |
20件 |
20件 |
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応募単価 |
1,500円 |
1,500円 |
|
面接実施数 |
6名 |
2名 |
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採用人数 |
2名 |
1名 |
|
広告費のみの採用単価 |
15,000円 |
30,000円 |
応募単価は同じでも、採用単価には差があります。この数字だけで原因は断定できませんが、募集Bではシフトの不一致、連絡がつかない応募、面接前の辞退などを確認する余地があります。応募が多いことだけを理由に増額しないようにしましょう。
採用後は、実際に入社したか、必要なシフトを満たせたかも確認します。入社辞退や早期離職があれば、原稿と仕事の実態にずれがなかったかを振り返ります。
予算は許容採用単価から逆算する
仮に、広告費として1名の採用に2万円まで使え、過去の同様の募集で応募から採用に至る割合が10%だった場合、目標応募単価は「2万円×10%=2,000円」です。2名採用するなら、応募20件、広告費4万円が試算上の目安になります。
これは成果を約束する金額ではありません。実績がない場合は仮説として置き、消化額と選考結果を見て更新します。複数店舗では、応募が集まる店舗と人手が足りない店舗を合算せず、勤務地・時間帯ごとの充足状況も確認してください。
Indeedのアルバイト広告で効果が出ないときの改善方法
応募不足の原因によって、見直す項目は変わります。最初にどの段階で止まっているかを確認し、課題のある部分から改善しましょう。
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いま困っていること |
先に確認すること |
|---|---|
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求人がほとんど見られない |
掲載・審査状況、職種名、募集地域、予算とその消化状況 |
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閲覧はあるのに応募されない |
時給・シフト条件、仕事内容の説明、応募入力の負担 |
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応募を始めても完了されない |
入力項目数、応募時に必要な書類、スマートフォンでの操作 |
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応募はあるのに採用できない |
勤務条件の一致、返信までの時間、面接実施・辞退の状況 |
見られていないとき:掲載状況・職種名・予算を確認する
最初に、求人が掲載中か、審査や連携の問題がないかを確認します。そのうえで、職種名が実際の仕事内容を表しているか、勤務地や給与などに入力漏れがないかを点検してください。
職種名は「お店を盛り上げる仲間」より「カフェのホールスタッフ」など、仕事内容が伝わる言葉にします。勤務条件の訴求は、職種名に詰め込まず、所定の項目と本文で伝えます。
複数店舗で本当に募集している場合は、実際の勤務地ごとに情報を整えます。同じ求人を地名だけ変えて増やしたり、露出を目的に削除と再投稿を繰り返したりする方法は避けましょう。
見られるのに応募されないとき:シフトと仕事の実態を具体化する
アルバイト・パート採用では、求職者が「今の生活と両立できるか」を判断できる情報が重要です。「シフト相談可」「未経験歓迎」だけで終わらせず、現場に確認して具体化します。
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よくある表現 |
原稿に加えるために確認すること |
|---|---|
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シフト相談可 |
募集する曜日・時間帯、最低勤務日数、固定・希望制の別、希望の提出時期 |
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家庭と両立しやすい |
退勤時刻、残業の実態、急な休みの相談先、引き継ぎの仕組み |
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未経験歓迎 |
初日に任せる仕事、教える担当者、研修の内容、独り立ちまでの流れ |
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通いやすい職場 |
最寄り駅からの経路、交通費の条件、自転車・車通勤の可否 |
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しっかり稼げる |
時給、研修中の給与、勤務時間、実際に組めるシフトに基づく収入例 |
たとえば「シフト相談可」を、「平日10〜14時、週3日から。シフト希望は毎月20日までに提出。急なお休みは店長へ相談」のように伝えると、働き方を具体的に想像できます。これは書き方の例であり、実際に対応できる条件に置き換えて使用してください。
広く応募を集めるために、必須の勤務条件を隠すことはおすすめしません。譲れない条件と相談できる条件を分けて伝えるほうが、応募後のすれ違いを減らせます。
また、同じ地域・職種の募集と比べて時給や勤務条件に大きな差がある場合、表現の工夫だけでは解消できないこともあります。原稿の問題と、条件そのものの問題を分けて検討しましょう。
応募が完了されないとき:入力の負担を減らす
応募を始めたのに完了しない人が多い場合は、入力項目や応募時に求める書類を確認します。選考上必要な情報は残し、面接で確認できる内容まで最初の応募で求めていないかを見直しましょう。
スマートフォンで応募画面を確認し、入力しづらい項目や、途中で別サイトへの移動が必要になる箇所がないかも点検します。
応募後に進まないとき:返信・面接・選考状況を見直す
応募があるのに採用できない場合は、最初の連絡までの時間、連絡がついた人数、面接を実施した人数を確認します。店舗責任者が接客中で対応できないなら、通知の確認担当と、対応できない時間の引き継ぎ先を決めましょう。
面接日程は候補を複数用意し、場所・持ち物・所要時間を事前に伝えます。無断欠席が続く場合も、日程が先になりすぎていないか、案内が分かりにくくないかを確認してください。
Airワーク 採用管理を利用している場合は、応募者の対応状況を実際の選考結果に合わせて更新します。公式ヘルプでは、その情報がIndeed PLUS連携求人サイトでのマッチングに活用されると案内されています。数値をよく見せるための変更はせず、未対応のまま残さない運用にします。
参考:Airワーク 採用管理「応募者の対応状況(選考ステータス)を更新するメリット」
改善後は、対象求人・変更日・変更項目を記録します。原稿と予算を同時に大きく変えると要因が分かりにくくなるため、優先項目を決めて検証しましょう。応募後の選考が途中なら、その結果を待って採用単価を評価します。
表示から応募までの指標別の改善手順は、Indeed広告の運用のコツ8選で詳しく解説しています。
Indeedのアルバイト広告でよくある質問
広告費はいくらから考えればよいですか?
一律の金額ではなく、採用人数・期限・許容採用単価から考えます。実績がある場合は、同じ地域・職種・勤務条件の応募単価と採用率を参考にしてください。設定できる予算や課金条件は、利用する管理画面・契約内容で確認します。
効果は何日で判断すればよいですか?
日数だけでなく、消化した予算、閲覧・応募の件数、選考にかかる時間を見て判断します。曜日や掲載日数をそろえ、データの反映遅れも考慮してください。応募が少ない段階での率の変化を過大評価せず、配信や未対応の応募は日々、改善項目の振り返りは週ごとに確認するなど、運用の目安を決めましょう。
有料広告を使っても応募がゼロになることはありますか?
あります。クリック課金のため、求人を閲覧されても応募されなければ費用だけが発生することがあります。掲載状況、職種名、時給・シフト条件、仕事内容の説明、応募の手順を順に確認し、必要に応じて配信や予算を見直してください。
まとめ:必要なシフトと採用単価から広告効果を判断する
Indeedのアルバイト広告は、露出や応募を増やすための選択肢です。費用対効果は応募単価だけでなく、必要な曜日・時間帯に働ける人を採用できたかまで確認しましょう。
まずは求人を1件選び、表示・閲覧・応募・面接・採用のどこに課題があるかを整理してください。課題に合う原稿、予算、応募手順、選考の見直しが、採用につながる改善の出発点になります。

