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公開日
2026.10.21
更新日
2026.10.21
お役立ち情報
#採用コラム #人事担当者向け #採用戦略

Indeed広告の運用のコツ8選|応募を増やす改善手順と事例

Indeed広告の運用のコツは、応募が増えない原因を「表示・クリック・応募開始・応募完了」に分け、課題がある段階から改善することです。さらに、応募者が募集要件を満たしているか、面接や採用に進んでいるかまで確認すると、広告費の使い方を判断しやすくなります。

「クリックされるのに応募が来ない」「応募は増えたが採用できない」。この2つは、必要な対策が異なります。この記事では、Indeed広告の数値の見方と8つの運用のコツを、リブインサイトの支援事例を交えて解説します。
Indeed広告の運用のコツ8選を、採用担当者向けに解説する記事のアイキャッチ

目次

Indeed広告で応募が来ないときは、どこから改善する?

Indeedのスポンサー求人は、求人のクリックに応じて費用が発生する有料掲載です。応募されなかったクリックにも費用がかかるため、露出を増やすだけでなく、その後の行動を確認する必要があります。

まずはアカウント全体の合計ではなく、職種・勤務地などの求人単位で次の表を確認してください。

起きていること

主に見る数値・情報

最初に見直すこと

求人がほとんど表示されない

表示回数、掲載・審査状況、予算残高

配信停止や情報不足がないかを確認し、募集情報・予算を見直す

表示されてもクリックされない

クリック率、職種名、給与・勤務地

仕事内容が伝わる職種名と、同じ地域・職種の求人に対する条件を確認する

読まれるが応募を始めてもらえない

応募開始数・応募開始率

仕事内容や条件の不明点、職種名と実際の業務のずれを解消する

応募を始めても完了されない

応募開始数、応募数・応募完了率

入力項目や必須質問、スマートフォンでの応募手順を見直す

応募はあるが面接・採用に進まない

有効応募数、面接設定・実施数、採用数

募集要件とのずれ、初回連絡、日程調整、辞退理由を確認する

Indeedの「応募開始数」は、求職者が求人の応募ボタンをクリックした回数です。応募開始率はクリック数に対する応募開始数の割合、応募完了率は応募開始数に対する応募完了数の割合を指します。利用する管理画面で確認できる指標に合わせて分析しましょう。

応募開始と完了が別の日になる場合もあるため、1日分だけで結論を出さず、一定期間の推移を見ます。有料広告の費用対効果を比べるときは、無料掲載の成果が混在していないかも確認してください。

参考:Indeed公式「アナリティクスの『求人とキャンペーン』」/Indeed公式「応募開始数」

Indeed広告の運用で押さえたい8つのコツ

1. 採用目標と、必須・歓迎条件を決める

最初に「いつまでに、どの勤務地で、何名を採用したいか」を決めます。そのうえで、現場責任者と入社後に任せる業務を確認し、採用要件を整理しましょう。

条件は「入社時に欠かせないもの」と「あると望ましいもの」に分けます。たとえば営業職なら、同業界の経験が不可欠なのか、顧客との折衝経験があれば育成できるのかで、原稿の書き方も対象者も変わります。

応募後に実は不要だった条件が分かると、求人を見た段階で応募を諦めた人には届きません。原稿と面接の判断基準をそろえ、採用できた人・見送りになった人の理由を次の募集に反映してください。

2. 職種名と勤務地を正確にし、仕事内容を一目で伝える

職種名には、社内用語や抽象的な呼び方よりも、求職者が仕事を理解できる名称を使います。たとえば「店舗を支える仲間」ではなく「飲食店のホールスタッフ」、「オフィス業務」ではなく「経理事務」など、実際の業務に合う言葉を選びましょう。

給与、休日、未経験歓迎などの条件は、職種名に詰め込まず、所定の入力欄や原稿で伝えます。Airワーク 採用管理の公式案内でも、職種以外のキーワードを含めず端的に入力するよう示されています。

勤務地も実際の募集と一致させます。複数の勤務地に募集がある場合は、それぞれの仕事や通勤条件を記載します。同じ求人を地名だけ変えて大量に投稿したり、露出目的で削除・再投稿を繰り返したりする運用は避けてください。

参考:Airワーク 採用管理「求人を新規作成する方法」/Indeed公式「求人掲載の整合性と重複」

3. 求人原稿は、応募前の不安に答える内容へ変える

「未経験歓迎」「働きやすい職場」といった表現だけでは、求職者は自分に合う仕事か判断できません。まず同じ地域・職種・雇用形態の求人と比べ、給与や勤務時間の差に加えて、自社の説明に不足がないかを確認します。

次のように、抽象的な魅力を具体的な仕事の情報へ置き換えましょう。記載するのは、現場へのヒアリングで確認できた事実です。

抽象的な説明

具体化するために確認すること

未経験でも安心

最初に任せる仕事、研修期間、教える担当者、独り立ちまでの流れ

無理なく働ける配送業務

荷物の重さ、配送エリア、件数の目安、積み下ろしや車両の条件

働きやすい事務職

電話対応の有無、業務量が増える時期、残業や休暇の実態

給与・報酬の条件と収入例を区別し、休日や勤務時間も実態どおりに記載します。写真を掲載できる場合は、実際の職場や仕事の様子が分かるものを選ぶと、文章を補足できます。

スマートフォンでは、仕事内容、勤務条件、選考の流れを段落ごとに整理します。応募者から繰り返し聞かれる質問や辞退理由は、次に追加すべき情報の手がかりになります。

4. キーワード設定と自動アプローチの条件を使い分ける

原稿に検索語を入れることと、管理画面でキーワードやアプローチ条件を設定することは、別の作業です。Airワーク経由で運用する場合は、次の違いを押さえてください。

設定するもの

運用のポイント

募集条件・職場環境などのキーワード

実態に当てはまる項目を選び、求職者が希望条件で探す際の情報を整える

ターゲット設定のスキル・経験・資格

採用したい人が持つ関連情報を漏れなく、正確に登録する

自動アプローチの条件

対象を絞る条件と、歓迎する経験などを区別し、必要以上に候補者を狭めない

Indeedの直接投稿では、自動アプローチに「歓迎キーワード」と「絞り込み条件」があります。歓迎条件まで必須扱いで絞り込むと、接点を持てる人が減る可能性があります。設定を変えたら、応募数だけでなく、要件を満たす応募が増えたかも確認しましょう。

自動アプローチは利用条件を満たす企業・求人が対象で、連携ATSによって対応状況が異なります。アプローチ経由の求人閲覧もクリック課金の対象です。

参考:Airワーク 採用管理「キーワード設定とは」/Indeed公式「自動アプローチの設定方法」

5. 応募単価と有効応募単価を見て、予算を配分する

クリック単価が低い、応募単価が安いという理由だけで、予算を増やすのは早計です。募集要件を満たす応募を「有効応募」と定義し、その獲得費用も確認しましょう。

応募単価は「広告費÷応募数」、有効応募単価は「広告費÷有効応募数」です。以下は、同じ職種・地域・期間の募集を比較する仮の例です。Indeedの相場やリブインサイトの実績ではありません。

同じ広告費10万円で比較

求人A

求人B

応募数

20件

10件

必須要件を満たす有効応募数

2件

5件

応募単価

5,000円

10,000円

有効応募単価

50,000円

20,000円

応募単価だけならAが安く見えますが、有効応募の獲得効率ではBが上回ります。採用までの結果と必要人数も合わせて判断すれば、応募を集めやすい求人に予算が偏るのを防げます。なお、有効応募の定義は社内で統一し、ATSのステータス集計と同じ意味かも確認してください。

予算の初期案は、過去実績から「必要応募数=採用目標人数÷応募から採用に至る割合」「広告費の目安=必要応募数×想定応募単価」と逆算できます。実績がなければ仮説として置き、配信後に更新します。

Indeedには自動入札の仕組みがあるため、一律に手動でクリック単価を上げる運用を前提にしません。直接投稿の日額予算と、AirワークなどのATSの予算上限・期間設定も区別しましょう。日額は厳密な1日ごとの上限とは限らないため、利用画面で総額・期間・残額を確認し、消化ペースを管理します。

増額を考えるのは、掲載上の問題がなく、要件を満たす応募や面接につながっているのに、採用目標に対する接点が不足しているときです。原稿を読まれても応募されない段階なら、先に原稿・条件を改善する余地があります。

参考:Indeed公式「料金・有料オプション」/Indeed公式「スポンサー求人予算の管理」

採用担当者様へ
Indeed広告、どこから改善すべきか迷っていませんか?

求人原稿・募集条件・応募データを整理し、貴社の採用課題に合う改善策をご提案します。

6. 応募開始後の離脱は、入力項目と手順から見直す

応募ボタンは押されているのに完了されない場合、原稿の魅力だけでなく、応募時の入力負担を確認します。スマートフォンで応募の流れを確認し、重複する情報入力や、回答に時間がかかる質問がないかを点検しましょう。

応募時に確認すべき資格・勤務条件と、面接時に確認できる内容を分けます。必須質問を減らす場合も、選考に欠かせない情報まで省かず、有効応募率とのバランスを見てください。Airワークの公式ヘルプでも、自由質問の追加は入力負担を高め、応募数に影響する可能性があると案内されています。

応募完了数だけで変化が分かりにくいときも、応募開始から完了までの動きを見ることで、原稿と応募手順のどちらを優先して直すかを判断できます。

応募開始前の離脱は求人原稿、開始後の離脱は入力項目や応募手順を見直すことを示す図

7. 選考ステータスを更新し、実際の結果を反映する

Airワークでは、応募者の対応状況がIndeed PLUS連携求人サイトのマッチングに活用されます。選考が進んでも「未対応」のままでは、実際の結果が反映されません。

公式ヘルプでは、最低週1回の更新、未対応のままにしないこと、選考通過者を優先して更新することが示されています。担当者を決め、実際の選考状況に合わせて登録しましょう。

ステータスを変えるだけでは応募者への連絡にはなりません。採用や見送りの判断は正確に記録し、候補者への連絡も別途行ってください。

参考:Airワーク 採用管理「応募者の対応状況を更新するメリット」

8. 応募後の連絡と面接を、広告運用とセットで改善する

要件を満たす応募が集まっているのに採用できない場合は、広告費より選考の進め方に改善余地があるかもしれません。応募から初回連絡までの時間、面接設定数、面接実施数、辞退理由を確認します。

応募通知の確認担当と不在時の対応を決め、初回連絡で次の手順を示しましょう。面接候補日を複数用意し、求人に書いた仕事内容・勤務条件と、面接での説明にずれがないかも点検します。

代理店に運用を依頼している場合も、採否や辞退理由は社内から共有する必要があります。「応募が少ない」で終わらせず、「どの条件が合わなかったか」「どこで辞退されたか」を共有すると、原稿やターゲットを見直しやすくなります。

Indeed PLUSの運用で誤解しやすい配信の仕組み

Indeed PLUSは、条件を満たす求人を適した連携求人サイトに自動配信する仕組みです。すべての連携サイトに掲載されるわけではなく、単一のサイトにのみ掲載される場合もあります。

運用担当者が媒体ごとの配信を自由に選べる前提ではなく、求人情報・募集条件・ターゲット設定を整え、配信後の成果を確認しましょう。Indeed PLUSへの適用には有料掲載や掲載基準などの条件があります。

参考:Indeed公式「Indeed PLUSとは」

リブインサイトの事例に学ぶ、原稿と選考の改善

仕事内容や勤務地情報を伝える原稿改善と、連絡や面接調整などの選考改善を組み合わせる図

警備会社:勤務地ごとの原稿と、応募後の選考を改善

リブインサイトが支援した警備会社では、勤務地の異なる募集を画一的な原稿で紹介していたことが課題でした。実際の勤務地ごとに仕事や地域の特徴が伝わる原稿を作成し、2週間に1度の打ち合わせで選考の進捗や辞退・見送りの理由も確認しました。

連絡や面接内容の見直しも進め、公開事例では月1〜4名の採用と、採用単価を従来の3分の1以下に抑えた結果を紹介しています。原稿の改善と選考改善を併せて行った事例であり、広告設定だけによる成果ではありません。

警備会社のIndeed活用・選考改善事例

業務委託ドライバー:仕事の実態と、応募前の不安を言語化

業務委託ドライバーの支援では、収入の訴求に偏っていた募集を見直し、配送エリア、荷物の特徴、働き方などをヒアリングしました。求職者が気にする収入や未経験への不安にも答える原稿へ改善し、公開事例では13件の有効応募から1名の採用につながっています。

この事例のポイントは、決めつけていた採用ターゲットを見直し、仕事の実態と求職者の希望を結び付けたことです。求人の反応が鈍いときは、予算だけでなく「誰に、どの魅力を伝えているか」も振り返ってください。

業務委託ドライバーの求人改善事例

いずれも個別の支援結果で、同等の成果を保証するものではありません。リブインサイトは、媒体選定、原稿作成、掲載後の効果検証までを支援しています。対応内容は求人広告サービスをご覧ください。

改善を続けるための、日次・週次の確認手順

改善は、記録するだけでなく次の変更を決めるところまで行います。担当者が兼務の場合も、日々の異常確認と、週次の振り返りを分けると進めやすくなります。

タイミング

確認すること・決めること

日次

予算の急な消化、配信停止、未対応の応募がないかを確認する

週次

求人別に表示・クリック・応募開始・完了・有効応募を比べ、優先して変える項目を決める。選考ステータスの更新漏れも確認する

月次・募集終了後

面接・採用の結果と総費用を確認し、予算配分、採用要件、次回の原稿へ反映する

変更履歴には、対象求人、日付、変更内容、改善したい指標を残します。たとえば「応募開始率が低いため、仕事内容に研修の流れを追加。予算は維持」と記録すれば、次の振り返りで何を検証するかが明確になります。

比較期間は曜日や掲載日数をそろえ、データの反映遅れや選考に要する時間も考慮します。応募が数件しかない段階の率や、分母がゼロの数値で良否を決めないようにしましょう。

自社で運用する場合は、原稿修正・予算管理・応募者対応の担当を決めます。外部に依頼する場合は、広告費と手数料の内訳に加えて、改善提案の範囲や選考結果の共有方法を確認してください。

まとめ:Indeed広告は、課題のある段階から改善する

Indeed広告の運用では、表示・クリック・応募開始・応募完了を分けて原因を探り、原稿、設定、予算、応募手順を見直すことが大切です。応募が集まってからは、有効応募と選考の結果も確認します。

まずは求人を1件選び、採用目標に対して足りていない段階と、次に変える項目を決めてください。その判断を積み重ねることが、応募数だけでなく採用につながる運用をつくります。

採用担当者様へ
応募数だけでなく、採用につながる運用へ

求人媒体の選定から原稿作成、掲載後の効果検証まで。リブインサイトが、貴社の課題に合わせて採用活動を支援します。